ドラゴンボール超の漫画版です。
あらすじと感想を書いてみました!
第30話「ジレンという男」
【今回の内容はVジャンプ2018年1月号に掲載されています!】
前回のあらすじ
破壊神同士のバトルロイヤルが開始されています。
ベルモッドのカード攻撃!
リキールの尻尾が9個になりエネルギー弾を発射!
ヘレスは弓矢で攻撃!
ラムーシが発する雄たけびは破壊神でも立っているのがやっとの威力!
色々な技を繰り出して闘っています。
破壊神同士の戦いは悟空も追えない程のスピード。
全王にとってはつまらないようで、すぐに宇宙を消そうと考えます。
悟空が自分達の戦いなら面白くなると伝えて阻止するのでした。
全王を楽しませるために悟空と大神官に指名されたトッポが対決です。
スーパーサイヤ人からブルーまで5段階の変身をして全王を楽しませながら闘う悟空。
神の気をまとったトッポ!
ブルーの悟空はトッポのカウンター攻撃をまともにくらって場外となり負けてしまうのでした。
そしてトッポから第11宇宙には自身よりも強いジレンという戦士がいる事を知らされるのでした。
それを聞いて驚く悟空でした。
力の大会のルールが決定
トッポと悟空が何を話しているか気にしているビルスと界王神。
悟空は自分より強いやつがいる事を知り大喜び。
変わったヤツ呼ばわりしてベルモッドの元に飛び立つトッポでした。
悟空が負けたため優勝は無理だと判断するビルス。
しかしウイスはサイヤ人は危機に陥るたびに強くなるためまだ分からないと言うのでした。
全王たちと大神官が相談して「力の大会」のルールが決定しました。
各宇宙から10人を選出。
そして相手をステージから落とせば勝ちです。
ステージ上で倒れた人間は外に放り出せばいいとの事。
制限時間は100タック、地球時間で48分です。
そして全員でのバトルロイヤルで、残っている人数が多いチームが勝ちです。
最後の1人になれば制限時間以内でも勝ちです。
最優秀選手には超ドラゴンボールが与えられます。
すでに手持ちの3個を出してほしいとシャンパに尋ねる大神官。
シャンパはまた超ドラゴンボールを集めていたのです。
何でもお見通しの大神官でした。
残りは大神官が集めるとの事。
力の大会の優勝宇宙のご褒美は何?
第3宇宙の界王神エアが大神官に質問します。
優勝した宇宙は何が頂けるのかを問うのでした。
大神官「何もしないのが優勝賞品です。」
その返答の意味が分からず戸惑うエアやビルス。
その後に大神官が衝撃の発言をします。
敗退した宇宙は全王が消すと言うものでした。
驚愕する全宇宙の神々達。
全王は宇宙が多すぎるとよく言っていたため、この「力の大会」が宇宙を減らす良い機会との事。
天使以外は全て消滅です。
人間レベルの高い第1、第5、第8、第12宇宙は免除です。
平均の人間レベルが7以上あるためです。
安堵する免除された宇宙の神々。
ウイスが大神官の話を視点を変えて説明してくれます。
本来は消されてしまうはずだったレベルの低い宇宙。
今回の「力の大会」で優勝すればご褒美として見逃してあげると言うものです。
自身の第7宇宙のレベルがどれくらいなのかを気にするビルス。
ウイスによれば3.18で下から2番目です。
大神官からの説明が続きます。
開催地は「無の界」のステージです。
大会開始まで残り39時間程です。
武器や薬の使用は禁止。
発覚した場合はチームごと失格です。
大会の説明が終わり、大神官は各宇宙の神々を元の宇宙へ送り出すのでした。
悟空のおかげで宇宙消滅回避の可能性が!
ビルス星に戻ってきた悟空達。
いきなりビルスに頭を叩かれる悟空。
ビルスの忠告を無視して全王に会いに行った罰です。
そのせいでとんでもない事になってしまいました。
界王神が悟空をフォロー。
元々消滅するはずだった宇宙が悟空のおかげで生き残るチャンスがもらえたと説明。
しかしビルスは闘い以外の方法があったかもしれないと反論します。
悟空「なんだよ。勝てばいいだろ」
トッポに負けたくせに楽観的な悟空を注意するビルス。
悟空は全王に消滅を辞めて欲しいとお願いしようと考えます。
しかしウイスに止められます。
大神官と全王が決めた事です。
機嫌を損ねるとすぐに消滅させられてしまいます。
もうやるしかありません。
気合を入れる悟空でした。
ビルスがブルマの元へ行こうと提案。
宇宙が消えるかもしれないため美味しいものを、たくさん食べながら会議をしたいようです。
プライドトルーパーズの正体
一方、第11宇宙です。
行き残るのは自分たちだと余裕のベルモッド。
超ドラゴンボールの存在を知れたのは大きな収穫の様です。
トッポにプライドトルーパーズを10人を集められるかを問うベルモッド。
そして、ジレンだけは絶対に連れてくるように言います。
メンバーを収集するために飛行機で飛び立ったトッポでした。
界王神カイはプライドトルーパーズが収集できるか不安な様子。
彼らは正義のチームですが生い立ちも考え方も違う人たちの寄せ集めだからです。
ベルモッドによればジレンが来れば問題ないとの事。
1人だけ生き残れば勝ちだからです。
そしてジレンは必ず参加すると確信していたのでした。
ブルマがブラを出産
一方、場面はカプセルコーポレーションです。
屋上で食事をする悟空やビルスたち。
ベジータとブルマもいます。
大会の事を知り驚愕するベジータ。
さっそく10人の戦士を誰にするかを話し合います。
今回はペーパーテストもないため魔人ブウも出られそうとの事。
しかしベジータは参加しないと言い出します。
ブルマの出産が近いからです。
かなり困る悟空。
そんな時にウイスが超能力で出産をお手伝い。
ブルマのお腹の赤ちゃんが目の前に現れます。
ベジータ「おお~。女の子か。」
これでベジータは参加できます。
赤ちゃんが生まれる瞬間を初めて見たという悟空。
チチもこうやって生んだのだと思うのでした。
界王神シンに、これは普通の出産ではないと諭されるのでした。
力の大会出場メンバーを探す
メンバー集めの話に戻ります。
ブルマが人間のいる星がいくつあるのかを界王神に問います。
惑星サダラ、惑星ベジータ、ナメック星が無くなったため28個との事。
そんなにたくさんあるのにもっと強い奴がいないのか疑問に思うブルマ。
戦闘力という視点で観察していないため界王神には分からないようです。
それを調べるのが仕事だとブルマに言い返されてしまうのでした。
ビルスによればブルマに口で勝つことはできなとの事。
ウイスが時間がないため今回は知っているメンバーで選ぶことを提案します。
「第6宇宙VS第7宇宙」の大会のメンバーだったピッコロとブウは決定です。
悟空がモナカを誘おうと提案。
ビルス「だめだ!モナカは出場できん!」
モナカは体の具合が悪い事にして何とか悟空を誤魔化すビルス。
ベジータは悟飯を希望します。
悟飯は忙しいし戦えるか分からないと返答する悟空。
数少ないサイヤ人のためしっかり修行させて参加させろと指示するベジータ。
悟空は悟天とトランクスはどうかと考えます!
ベジータ「ガキを巻き込むな!いいか。この事も絶対に知られるんじゃないぞ!」
悟空「うーーん。そうすっと亀仙人のじっちゃん、天津飯、クリリン・・・」
クリリンより強い18号も出場させようとします。
人造人間ですが人間を細胞レベルで超人に改造しただけのため参加できるとの事。
18号の名を聞いて17号も出場させようとするベジータ。
17号を悪者だと思っていたブルマ。
悟空によれば今はそんな事ないようです。
気が探れないため今の居場所は不明です。
18号に聞きに行こうと飛び立とうとする悟空。
ベジータについでに仙豆の確保も頼まれます。
しかしウイスによれば仙豆は反則との事。
仙豆なしは厳しいと不安な悟空。
界王神がブウが回復魔法を使えるから大丈夫だと言います。
安心する悟空とベジータでした。
ついにジレンが登場!
第11宇宙の惑星バスの場面です。
カニの巨大な化け物1匹とカニの小さな子供数匹が街の住民を襲っています。
立ち向かうプライドトルーパーズのメンバー。
ディスポ、ゾイレー、タッパ、クンシー、ブーオンの5人です。
住民の避難誘導をしているカーセラル。
プライドトルーパーズが優勢です。
そこに到着したトッポも加勢。
ディスポ「リーダーが今頃現れやがって!どこ行ってやがったんだ?」
ベルモッドに呼び出されたと説明。
ジレンがどこなのかを問うトッポ。
ディスポによればトワレ星にいるようです。
銀河刑務所からオシュレット星人が逃げ出したため事態を収拾しに行っているようです。
カニの化け物が口から吐き出した大量の泡。
泡に包まれて身動きが取れないプライドトルーパーズ。
下手に攻撃すれば住民を巻き込んでしまいます。
ピンチのプライドトルーパーズ。
そんな時に空から光に包まれたジレンがカニの化け物の頭に物凄い勢いで突撃!
そのまま地面にのめり込んでいきます。
地中をくぐり海からジレンと一緒に飛び出してきたカニの化け物。
上空に放り投げてジレンは左手の機械から光線を発射!
くらったカニの化け物は小さくなりカプセル化してしまうのでした。
オシュレット星人の件が片付いたようです。
そしてジレンは宇宙船も使わずにトワレ星から飛んできたのでした。
大事な話があるため一旦、集合しようと話しかけるトッポ。
しかしジレンは市民の解放が先だと言うのでした。
ジレンの信念とは?
場面は第11宇宙のベルモッドに切り替わります。
ジレンについて語っています。
正義のためにすべてをささげて私利私欲では動かない男との事。
悪人であっても命までは奪わないと言う信念も持っているようです。
でも1つだけ、その信念を曲げてでも叶えたい願いがあるそうです。
「力の大会」の優勝賞品は超ドラゴンボールです。
これを話に出せばジレンは大会に参加してくれると確信しているベルモッド。
トッポだけに任せるのは不安なようでベルモッドもジレンの元に向かうのでした。
ジレンが大会出場を決意した理由
場面は惑星バスです。
市民の解放と安全を確認したプライドトルーパーズ。
そして「力の大会」の誘いを断るジレン。
理由は宇宙の平和を守るのが最優先だからです。
大会で負ければ守るべき宇宙がなくなると反論するトッポ。
ジレンによればそうなるのであればそれが運命との事。
他の宇宙を消してまで自身の宇宙を守る気はないようです。
そんな場面にベルモッドが登場。
ベルモッド「優勝すればお前の願いが叶うかもしれないぞ。ジレン。」
ベルモッドがわざわざ来た事に驚きを隠せないプライドトルーパーズのメンバーたち。
トッポはベルモッド直々のお願いだと言いジレンを誘います。
ジレン「第11宇宙で問題が起きればすぐに引き返す。それが条件だ。」
ジレンが「力の大会」に出場することが決定したのでした。
ニヤついてジレンを見つめるベルモッドでした。
【詳しい詳細はVジャンプ2018年1月号で確認できます。】
個人的な感想と考察
ほぼアニメと同じ感じで進んでいきました。
アニメとの共通部分は鳥山明先生のプロットという事になります。
ブルマの出産をウイスの超能力でやってしまったり、亀仙人、天津飯、クリリンを候補に選ぶ時も誰も反対しません。
大会の細かいルールや第7宇宙の人間レベルが3.18という部分などもアニメと共通ですね。
人間の住む惑星が第7宇宙には28個しかないのも共通でした。
昔にフリーザ軍やサイヤ人が地上げのために滅ぼしてしまって減ってしまったと解釈するしかなさそうですよね。
ブウの回復能力を「回復魔法」と発言していた界王神シン。
あれは魔法だったんですね。
この回復魔法は色々な意味で脅威のためアニメではブウは不参加にしてフリーザになったわけですね。
悟空のせいで「力の大会」が開催されることになりました。
しかし元々消滅するはずだった宇宙は生き残るチャンスを貰ったわけです。
悟空のおかげです。
しかし、ビルスが言うように格闘以外の方法もあったかもしれませんね。
「全宇宙をステージにしたかくれんぼ大会」を開催した事もあるようですしね。
そうなると悟空のせいという事にもなります。
アニメでは言及されていない部分も色々とありました。
悟天とトランクスを「力の大会」に出場させないのは子供だから巻き込みたくないという事でした。
アニメでは性格が真っ直ぐすぎて経験が足りないからという理由でしたね。
悟空は赤ちゃんがどのように生まれてくるのか知らないようです。
出産に立ち会っていないため、悟飯や悟天が生まれた事も知らなかったくらいですから当然でしょうか?
ディスポはアニメではドラキヤ星人とアラグネというバケモノと闘っていました。
そして苦戦してましたね。
それでディスポは弱いんじゃないかという噂もネットで出ていました。
逆にアラグネが強すぎるなんて声もありましたね。
漫画版ではアラグネではなくてカニのバケモノでした。
ディスポが苦戦する姿は無く余裕な感じでした。
アニメではトッポ、カーセラル、ディスポの3人でしたが漫画版ではジレンもいてココットとケットル以外は勢ぞろいでしたね。
【引用元:Vジャンプ 集英社】
更に漫画版ではジレンの信念とプライドトルーパーズのメンバーについても言及されています。
プライドトルーパーズは生い立ちも考え方も違う人間の集まりとの事。
もしかしたら団結力に欠ける可能性もあるわけですね。
アニメではそんな感じはなかったです。
そしてジレンの信念などについて色々と明かされましたね。
アニメではほとんどジレンについては何も説明がないですからね。
漫画版でジレンは正義のために全てを捧げ、私利私欲では動かない性格と判明。
そして悪人でも命は奪わないようですね。
カニのバケモノを殺さずにカプセル化してました。
銀河刑務所に送るのかもしれませんね。
ジレンは自身の信念を曲げてでも叶えたい願いがあるようです。
そして最後のベルモッドの表情があくどいです。
【引用元:Vジャンプ 集英社】
ジレンを「力の大会」に出場させる事が出来たからというよりは、ジレンを悪い形で利用しているかのような表情です。
アニメでは出てない表情ですね。
物凄く気になります。
【前回の話】
ドラゴンボール超【Vジャンプ漫画版】第29話 あらすじと感想!ジレンの戦闘力は破壊神より上 トッポVS悟空
【次回の話】
ドラゴンボール超【Vジャンプ漫画版】第31話 あらすじと感想!17号の戦闘力とクリリンへの借り
コメント
神の手で滅びるなら自然の運命ってのは17号と変わらんな
それを曲げる願いが気になる
結局第7宇宙の人間レベルは11位か。
人間レベルの予想はWikipediaでは各宇宙の人間レベルの序列は最高が第1宇宙、次点に急成長した第12宇宙があり、その2つを除いてほぼ横ばいという情報があったため第7宇宙の人間レベルは6.99で5位、最下位の人間レベルは6.92の第4宇宙と見てたが違った。
最終的にジレンも悟空という人間に惹かれて仲間になるんだろうな(^^)
ジレンの願いが気になるが思ったよりいい奴っぽいな
悟飯を1番評価してるのはベジータなんだよなあ…
アニメ版より先にジレン掘り下げが来るとは
ただ強いだけのキャラクターとしか思ってなかったけど今回のでジレン好きになったわ
カニの化け物はアバレちゃんに出た怪物まんまだ
漫画版では本大会はココットかケットルどっちかが登場せずその代わりにロイアンが参加する可能性有りそう。
結局亀仙人も誘うんか……
これ悟空は悟飯のこと「忙しいし戦えるかわからない」っていってるけど…
忙しいから出場難しいって意味なのか修行不足だから戦力的に厳しいって意味なのかどっちだろなあ?
後者ならハゲ3人を選んだり悟天トランクスを選ぼうとするのは理解出来んけど…
ジレンの願いは自分が唯一殺してしまった人を生き返らせるとかそんな感じかね?
ジレンかっこいいな~
ちと細かいことですがアニメと同じだからといってもすべてが鳥山先生のプロットって訳でもないのですよね、ベジット登場の例もあるし、とよたろうが適合性を考えてる場合も。
とよたろうがベジットは出さざるを得ない展開にしたと語っていた経緯があるので
魔人ブウの説明の時に、「なん百という星が死の星にされました」ってあるから
やっぱ1番の悪は魔人ブウなんやなーって。