ドラゴンボール超 宇宙サバイバル編を作ったアニメスタッフのインタビューについての感想

ドラゴンボール超の「宇宙サバイバル編」がどのように作られたかが語られています。
原作者の鳥山明先生のプロットやデザインについても書かれています。

プロデューサーの高見暁さんとシリーズディレクターの中村亮太さんの2人の話がメインです。
残り第130話、最終回の第131話を目前にしてのインタビューです。

「Dragonball official site」に掲載されています。
かなりの長文で読み応えもあります。

私なりに短くまとめて感想も混ぜながら書いてみました。
最後の文章に注目ですよ!

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宇宙サバイバル編を作った2人

2人がドラゴンボール超の製作にいつから関わっていたかが書かれています。
プロデューサーは「未来トランクス編」の少し前から参加。
ディレクターは「第6宇宙シャンパ編」から参加しています。
意外と参加してから日が浅いのにビックリしました。

中村亮太シリーズディレクター(左)と高見暁プロデューサー(右)です。
中村亮太シリーズディレクターと高見暁プロデューサー
引用元 Dragonball officail site

「宇宙サバイバル編」は作画のクオリティを高める事を意識したようです。
特に見せ場のバトルシーンでは絵コンテを何度も見直したとの事。

2017年10月に放送された1時間スペシャルでは計画的にスタッフを投入して作画のクオリティをあげたとの事。

引用元 フジテレビ・東映アニメーション

1時間スペシャル第109話、第110話はこちら!
ドラゴンボール超【第109話&110話】スペシャルのあらすじと感想!元気玉と界王拳の最強技でジレンに挑む

2人とも小学校の頃にドラゴンボールと出会っているようです。
私も出会いは小学生の頃でした。
ピラフ城で悟空が大猿になるシーンをリアルタイムで見ていた記憶があります。
夢中になって読んでいたのは「サイヤ人編」からでした。

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80人のバトルロイヤルを描く

ストーリーはオリジナルではなく全て鳥山明先生のプロット通りに作成されるようです。
それを軸にして肉付けしていく感じです。

プロットには「80人が入り乱れて戦う」と書かれていたそうです。
書くのは簡単ですが実際にストーリーにするには難しいですよね。

アニメスタッフは「ONE PIECE」の「ドレスローザ編」「マリンフォードの戦い」で結構入り混じった戦いを描いているとの事。
経験があったため80人のバトルロイヤルを作成できたとの事でした。

最初はバトルロイヤルだというのを伝えたいので、入り乱れたシーンを多くやる。
そのあとは、各所での個別の戦いということにしました。

途中からは第7宇宙の戦士が中心で描かれていました。
そのため第7宇宙VS他宇宙という戦いばかりでした。
第7宇宙の戦士がほとんどの他宇宙の戦士を落としています。
この辺りはバトルロイヤルが破綻していたと思います。

引用元 フジテレビ・東映アニメーション

当初出場予定だった魔人ブウをやめてフリーザを出場させるようにしたのは鳥山先生の案です。
これは鳥山先生のサプライズだったとの事でした。

当時ネットではフリーザ参戦に反対意見が多かった気がします。
しかし、実際にフリーザが大会に出場すると立ち振る舞いが好評でフリーザ参戦に賛同する人が多かった記憶しています。
フリーザ裏切り
引用元 フジテレビ・東映アニメーション

フリーザが参加する説は公式サイトのコードから発見された!
ドラゴンボール超 フリーザが仲間になり復活!証拠画像を発見!

クリリンや亀仙人を連れた来たのは鳥山先生の案です。
サイヤ人ばかりを連れて超サイヤ人になり敵を倒すのでは面白みがないと鳥山先生が考えているとスタッフは受け取ったようです。
クリリンや亀仙人たちを活かす戦いを描いて欲しかったと思っているようです。

このザコなクリリンや亀仙人をスーパーサイヤ人たちと同等に戦わせて活躍させなければならない。
アニメスタッフも色々と大変だったと思います。

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キャラデザインとプロットについて

鳥山先生の最初の原案やデザインされたキャラはこちら!
ジレン、トッポ、ディスポ、破壊神キテラ、太ったリブリアン、カリフラとの事。

ジレンの師匠や両親が殺されたという設定やトッポが破壊神候補という部分は鳥山先生のプロットのようです。

引用元 フジテレビ・東映アニメーション

原案にはなくアニメスタッフが作った設定がこちら!
プライドトルーパーズはアニメスタッフが作成しました。
同じ服を着ていたためアニメスタッフで勝手に作ったようです。
プライドドルーパーズ
引用元 フジテレビ・東映アニメーション

更にジレンはよくしゃべるキャラとしてアニメスタッフは考えていたようです。
ジレンを中心にした正義のヒーローという設定です。

しかし鳥山先生からは「ジレンはしゃべらない」と言われたとの事。
そのためしゃべるキャラはトッポに設定変更したようです。

会議でブロリーが人気だという話題があったようです。
そのためブロリーのようなキャラを作ろうと考えました。
vlcsnap-00043
引用元 フジテレビ・東映アニメーション

意外性を持たすために性別を女性にしました。
鳥山先生はケールを気に入ってくれたようです。
そうしたらカリフラをデザインしてくれたとの事でした。

意外にもケールは鳥山先生が作成したわけではなかったんです。
鳥山先生はブロリーの事も覚えてないと思いますしね。

ついでに書いてくれたのがカリフラでした。
ケールがいなければカリフラは存在してなかったという事です。
鳥山先生がデザインしたカリフラはこちら。
当時は手抜き感がハンパないとネットで騒がれていました。
カリフラ
引用元 フジテレビ・東映アニメーション

ケールがブロリー化する回
ドラゴンボール超【第93話】ネタバレと感想!フリーザが仲間へ!?ケールがブロリー形態へ!

そしてフリーザが悟空に気を分け与えるという部分はアニメスタッフの考えです。
18号とリブリアンの愛の戦いもアニメスタッフのオリジナルとの事。

18号とリブリアンの戦い
ドラゴンボール超【第117話】あらすじと感想!人造人間VSリブリアン&ロージィ

身勝手の極意は、我々がシナリオの流れを決めて鳥山先生に報告していく中で、先生から帰ってきた悟空のパワーアップなんです。

「身勝手の極意」はもちろん鳥山先生の案です。
アニメスタッフはシナリオを鳥山先生に報告しているんですね。
そこでボツが出たら訂正しているのでしょうか?

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脱落順番のプロット

原案には第7宇宙の戦士の脱落順は書かれていたそうです。
誰が誰に落とされるという部分も記載されていたとの事。

もちろん最後に誰が勝ち残るかも書かれています。
第7宇宙VS第11宇宙の戦いの流れもしっかり明記されているようですよ。
銀髪悟空
引用元 フジテレビ・東映アニメーション

最終回前の第130話はこちら
ドラゴンボール超【第130話】あらすじと感想!銀髪の悟空VSジレンに決着!?生き残りは誰?

第130話、第131話最終回の先行あらすじ
ドラゴンボール超【第130話,131話(最終回)】の先行あらすじ速報!力の大会が終了!さらば悟空

あとは物語が終わっても、そのままチャンネルは変えずに最後まで見ていただけるとありがたいですね。
ちょっとした仕掛けもあります!

インタビューの最後の方にこう書かれています。
最終回の第131話が終わった後に何が起こるか気になります。
新シリーズに繋がりそうな何かだと良いなと思います。

コメント

  1. ヒオス より:

    最終回賀終わったあとになにかが起こる?
    これで悟空と目玉の親父の掛け合いで鬼太郎の次回予告だったらどうしよう…

  2. 匿名 より:

    ま、初期の作画は酷かったからね

  3. 匿名 より:

    最終回の直後チャンネルはそのまま。

    悟飯「とうさーん!」
    目玉おやじ「なんじゃ?」
    来週からは鬼太郎!

    こんな感じだな。
    同じ声優だから、こんなお遊びがあるだけだろ。

  4. 匿名 より:

    「ジレンはしゃべらない」←は?

  5. 匿名 より:

    ジレンはあまりしゃべらない、無口キャラって意味でしょ。

    • 匿名 より:

      それはわかるんだけど、残り一人になった辺りからベラベラしゃべりすぎて個人的には魅力が減った気がするんだよね

  6. 匿名 より:

    ジレンやトッポは鳥山先生が好きそうな見た目だったから鳥山先生がデザインしたのかなって思っていたけどやっぱり鳥山先生だったか。

  7. 匿名 より:

    最後の仕掛けはアニメシリーズの情報か12月に映画があるからそれの予告映像とかならいいんだが。

  8. 匿名 より:

    こいつらが戦犯か。よくこんな原作愛のない話作ったな。
    自己陶酔しすぎてファン置いてけぼりの典型。
    進撃の巨人の監督と同じだな。

  9. 匿名 より:

    マンガではジレンが最後まで無口でクールであることを願う

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