ドラゴンボールで獣人が減った理由！アニマリンの効果を無くす薬が開発された！

ドラゴンボールの漫画には初回から動物型人間が登場します。
動物が人間のようにしゃべって人間の様に二足歩行する生き物ですね。
獣人と呼ばれています。
その存在理由と設定が明かされました。

原作が進むに連れて獣人の登場機会も減っていきます。
それがなぜかも明かされました。

【PS4】ドラゴンボールZ KAKAROT

獣人について

獣人はドラゴンボールの初期には多く登場しましたがストーリーが進むに連れて出てくる頻度が激減しましたね。
ですので絶滅したか、全員が人間に戻ったのではなんて推測もされていました。

ただドラゴンボール原作の最後の方にも登場しています。
魔人ブウ編の時の天下一武道会です。
このライオンが獣人ですね。

引用元ドラゴンボール　集英社

ドラゴンボールのゲーム「KAKAROT」で獣人についての設定が明かされました。
時間軸は悟空と悟飯が精神と時の部屋で修行を終えてセルゲーム開始までの期間です。

獣人たちは生まれつきではなくて元々は人間でした。
アニマリンという薬が流行して、それを飲んだ人が獣人になったのでした。

引用元ドラゴンボール「KAKAROT」　バンナム/集英社

アニマリンはある程度の期間がすぎれば自然に人間に戻れるとの事。
ただ効き目が強すぎて戻れなくなってしまった人が多くいるんです。

悟空は出会った獣人を元に戻すために翻弄します。
薬についてはブルマが詳しいためブルマに聞く事に。

もちろんブルマはアニマリンの存在を知っています。
マジカル製薬が開発した薬との事。
ブルマが10歳だった頃に流行ったようです。

引用元ドラゴンボール「KAKAROT」　バンナム/集英社

ちなみに国王もアニマリンを飲んで獣人になったとの事でした。
ドラゴンボールの世界の国王は犬ですよ。
キングキャッスルという都市に住んでいます。

ピッコロ大魔王が登場した頃に国王が犬という事が明らかになりました。
その後にセルゲームが開催される頃にも登場しましたが犬のままです。
国王も効き目が強すぎて戻れなくなってしまった元人間のようです。

引用元ドラゴンボール集英社

元に戻す薬はブルマにも分からないようです。
修理が完了した16号がそばにいたので聞いてみますが、悟空を殺すために作られた16号は協力する気はないようです。

困っているのは悟空ではなく戻れなくなった獣人だと説得することで悟空のいない所でブルマに教えてくれる16号でした。

かつてレッドリボン軍が資金調達のために粗悪品のアニマリンを造って売っていたようです。
その粗悪品を摂取してしまった人が元に戻れなくなってしまったのです。
国王なのに粗悪品を掴まされて戻れなくなってしまっていたのですね。

引用元ドラゴンボール「KAKAROT」　バンナム/集英社

粗悪品はもう残っていないため成分を分析して特効薬を作る事もできません。
悟空はミスターポポなら何か知っているかもと考えて会いに行くのでした。

ミスターポポはどんな薬の効果も消す特効薬を作る事ができるとの事。
悟空は指定された素材を集めてミスターポポに特効薬を造ってもらったのでした。

そして特効薬で獣人から人間に戻れなった人を無事に戻すことができたのでした。

引用元ドラゴンボール「KAKAROT」　バンナム/集英社

ちなみにウーロンは生まれつきブタでアニマリンを飲んだわけではない事が判明しています。

動物系の種族には獣人とウーロンやプーアルみたいに獣人のように二足歩行で話す生き物がいるという事です。

そもそも獣人を登場させた理由としては鳥山先生が人物の書き分けが面倒なので、獣人を登場させたというコメントを見た事があります。
アラレちゃんを引き継いだ世界観という事で個人的には獣人の存在には納得してました。

今さらアニマリンで獣人になったという設定は賛否両論ありそうです。
国王も元人間だったという衝撃な事実も今更ながら発覚してますからね。

ゲーム「KAKAROT」でドラゴンボールの裏設定などは鳥山先生が考えているようなのでアニマリンについては鳥山先生のアイデアです。
獣人ではないのに生まれ付きで二足歩行したり人間語をしゃべるウーロンは何者なのでしょうか？
プーアルやウミガメも生れ付きだと思われます。

ドラゴンボール後半で獣人の存在が減っていったのはミスターポポの作った特効薬が広まっていき人間に戻れたからでしょう。
獣人のままの人は獣人自体を気に入り敢えて特効薬を飲まなかっただけかもしれません。
国王も、もしかしたら元人間に戻っているかもしれませんよね。