ドラゴンボール超【漫画版】第52話 あらすじと感想！ヤードラット星人の能力とメルスの謎

ドラゴンボール超のVジャンプ連載の漫画版です。
あらすじと感想や考察を書いてみました！
第52話「悟空とベジータの修行」

【今回の内容はVジャンプ2019年11月号に掲載されています！】

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ヤードラット星人達のお出迎え

ヤードラット星に到着したベジータとイリコ隊員。
出迎えてくれる大勢のヤードラット星人たち。
ベジータによればヤードラット星人には何タイプかがいるようです。
大きく分ければ老人のような姿のタイプと小さくてシンプルな顔つきのタイプの2種類ですね。

シンプルな顔つきのヤードラット星人たちが歩み寄ってきます。
すでに悟空からベジータの事は聞いているようです。
そう言いながら友好的に手を差し伸べてくるヤードラット星人。

そしてイリコ隊員の手を握るのでした。
イリコ「あ ベジータさんはこっちです。」
そんな勘違いもありましたが、大勢のヤードラット星人達と歩きながら話をして移動します。

悟空が来るまではギニュー特戦隊に酷い目に合わされていたようです。
そんなギニュー特戦隊を倒してくれたため悟空とベジータには感謝していると述べるヤードラット星人。
ベジータ「そうか・・・それはどうも」
あっさりした対応のベジータ。

ヤードラット星人の能力

悟空に瞬間移動を教えたのはどいつだと問うベジータ。
ヤードラット星人「どいつ？　あ　ごめん　ごめん　ここにはぼく1人しかいないよ。」

先ほどまで大勢いたヤードラット星人たちがいつの間にか誰もいません。
力が弱いため舐められないように普段は増えているとの事。

長老がいる部屋に到着。
ヒゲをはやした巨大なヤードラット星人がいますが、長老のようです。
この長老が悟空に瞬間移動を教えたとの事。
名前はピバラです。

友好的な感じです。
またベジータと間違われるイリコ隊員。

モロに勝ちたいと事情を説明するベジータ。
勝てるような術があるのかを問います。

それに関しては勘違いをしていると返答するピバラ長老。
ヤードラット星人たちは1つの事を学んでいるようです。
その過程で術が生まれているだけとの事。

学んでいるのはスピリットのコントロールです。
スピリットとは「気」の事のようです。

気を学ぶことで瞬間移動や増殖、そして巨大化も可能です。
ピバラ長老は巨大化しているだけで普段の姿は小さいのでした。

このような術ならヤードラット星人なら誰でも出来るとの事。
仕組みを学べば必ず道は開けるようです。

ベジータ「わかった。では教えろ。スピリットのコントロールとやらを。」

慌しい銀河パトロール本部

そして数日が経過。
場面は銀河パトロール本部に切り替わります。

悟空は修行のためにメルスと一緒に旅立ちました。
メルス不在の銀河パトロール本部はジャコたちが任されます。

逃げた囚人たちが色々な星で悪さをしているようです。
そのたびに銀河パトロール隊員を派遣しているため人材が足りません。

ベジータは行方不明。悟空とメルスは修行中です。
明らかに人手不足です。

銀河王にアテはないのかと問われるジャコ。
第6宇宙VS第7宇宙の試合を観戦していた銀河王が1人の戦士を思い出します。

そこの戦士はどうだと問う銀河王。
ジャコ「あっ　モナカですか？」
銀河王「違う！ナメック星人の方だ。」

地球に忍び寄る敵

場面は地球の神様の宮殿に切り替わります。
精神統一して故郷のナメック星人と通信を試みているピッコロ。
全く交信できない様子。

テレパシーにも限界があるので仕方がないと教えるデンデ。
そうかもしれないが、そもそも交信が出来ないのはナメック星人たちが生存していからではと嫌な予感がしているピッコロ。
宇宙で何かよくない事が起きているのは間違いないと断言するのでした。

マカレニ兄弟たちが乗る宇宙船がついに地球のそばまでやってきました。
気を感じて接近を把握しているピッコロ。
相手の3人の気は大した事はない様です。

様子をみるため着陸地点に向かって飛び立つピッコロ。
宇宙船で着陸を試みているマカレニ兄弟たちがピッコロの存在に気付きます。

宇宙からやってきたことを見られた可能性があると判断してピッコロに向かって無数のミサイルを発射。
やっつけたと確信して降り立つマカレニ兄弟。

ピッコロは余裕で避けていてマカレニ兄弟の宇宙船の上に立っていたのでした。

銀河パトロール隊員への勧誘

一方、飛行船でブルマとブラを抱いたサタンが神様の宮殿にやってきました。
出迎えるデンデとミスターポポ。
ブルマはピッコロに用事があって来たようです。

どうやらジャコからブルマに連絡があってピッコロを銀河パトロールに入隊させたいと言われたようです。

銀河パトロールが何と戦っているのかを知りたがるデンデ。
直接ジャコに聞いてみようと無線機を取り出すブルマ。

ピッコロVSマカレニ兄弟

そして場面はマカレニ兄弟たちと戦っているピッコロの場面です。
体格の小さいゲッティが放つ雷のような無数のムチ攻撃を簡単に避けるピッコロ。

高台から見下ろしているリーダーのパスター。
無数の小さな岩石をピッコロの周囲に撒き散らします！
そして指で合図すると無数の岩石が大爆発！

爆撃の煙幕に包まれているピッコロに向かい女性のペンネが突撃！
腕を伸ばしてピッコロを掴み引きずり出すのでした。

しかしペンネが掴んでいたのはピッコロのマント。
煙幕から伸びてきたピッコロの腕に捕まれるペンネとゲッティー。
そのままパスターに投げつけるのでした。

マカレニ兄弟の3人の連携攻撃もあっさり打破したピッコロ。
こんな強い戦士がいる星だと知って驚愕するマカレニ兄弟でした。

モロの目的

一方、神様の宮殿ではジャコが無線で今まで状況を説明しています。
ピッコロの助けが必要と言う事も理解したブルマやデンデ。
ジャコはクリリンや天津飯たちにも協力してくれるようにブルマに頼むのでした。

ジャコはモロの偵察部隊が宇宙中に散らばっているため注意するようにブルマ達に伝えます。
理由は偵察隊はモロが食べるための星を探しています。

地球は弱い人間しかいませんが生命の数が多いためモロに見つかれば恰好の餌食です。
見つかればすぐに喰われてしまいます。

それを聞いて気になる事を思い出したデンデ。
偵察隊がどんな奴らかをジャコに問います。
長細い宇宙船で2,3人で行動していると伝えます。

思い当たる点があるため驚愕しているデンデ。

マカレニ兄弟の策

場面はピッコロに切り替わります。
マカレニ兄弟たちを縛りあげているピッコロ。

今、宇宙で起きている異変と関係があるのかを問います。
何の関係もなく通りすがりの宇宙人だと弁明するマカレニ兄弟たち。
2度と来ないから見逃してくれと頼むのでした。

少し離れて宇宙船を調べているピッコロ。

このまま引き下がっていいのかとヒソヒソと話しているマカレニ兄弟たち。
モロに連絡して地球を壊してもらおうと考えます。
その隙にブルーオーラムを回収しようと言う算段しているのでした。

弱いマカレニ兄弟たちが宇宙の異変の原因とは思えないピッコロ。
縛りを外し2度と来るなと伝えて逃がしてあげるのでした。
宇宙船に乗り込み上昇するマカレニ兄弟たち。

その時にデンデを乗せてブルマとサタンが飛行船でやってきます。
デンデ「ま、まずい！ピッコロさん ダメです！そいつらを逃がしてしまっては！！」

テレパシーでそいつらが宇宙を荒らしているヤツの仲間だとピッコロに伝えるデンデ。
すぐさまピッコロは気弾でマカレニ兄弟の宇宙船を墜落させるのでした。

騙した事にお怒りのピッコロ。
マカレニ兄弟によればもう遅いとの事。
すでに本体に状況を報告済みです。
囚人たちやモロが地球にやってくるという事です。

宇宙を移動中のモロ。
部下のサガンボからマカレニ兄弟から助けの連絡が入って途絶えたと報告を受けます。

もしマカレニ兄弟が殺されたのなら強い種族が住んでいる証拠です。
調べる価値はあるとの事で強い偵察部隊を送るように指示するモロ。
良い惑星だと分かればモロが直接向かうようです。

悟空とメルスの修行

どこかの惑星で修行している悟空とメルス。
ノーマル状態の悟空と棒を持ったメルスとの肉弾戦です。

悟空の攻撃は避けられたり棒でガードされたりして全く当たりません。
メルスに棒でぶっ飛ばされる悟空でした。

あの技をやるには心を空っぽにしないダメだと呟く悟空。
しかし、心が乱れてしまうようです。

戦いながら会話する2人。
怒りや悲しみ、喜びなどの強い感情の変化は大きな力を生み出すと伝えるメルス。
激しい怒りで覚醒するスーパーサイヤ人がそうです。

「あの技」は全くその逆だと述べるメルス。
感情を揺さぶられる大きな衝動を自制できた時にこそ発動します。
それが「身勝手の極意」です。

そう言って2人の戦いは中断。

悟空「やっぱ おめぇ　知ってたんだな。」
黙っていた事を謝罪するメルス。

話せない理由がある事を理解してる悟空。
メルスが悪い奴ではなく、モロを捕まえたいという気持ちは一緒だと分かっているため気にしない悟空。

それを聞いてメルスは迷いが晴れたとの事。
ピラミッドの形をした建物の中に招きます。

その中は「精神と時の部屋」と同じような空間になっていました。
ここでの3日間が外の世界の1日の時間の流れになるようです。

そしてこの空間は外の世界から閉ざされた空間である事にもメリットがあります。
それは悟空とメルスが全力を出してもモロ達にバレない事です。

自身の全てを悟空に託すと言い修行を厳しくすると伝えるメルス。
それに応える悟空でした。

個人的な感想と考察

ヤードラット星についに到着しました。
アニメオリジナルと鳥山先生デザインのヤードラット星人のどちらが登場するのか少し気になっていました。
まさかの両方が登場でしたね。

引用元 Vジャンプ ドラゴンボール超 集英社

惑星自体はアニメオリジナルよりも栄えていました。

引用元 ドラゴンボールZ 集英社 東映アニメーション

ヤードラット星はギニュー特戦隊が攻めていたという過去があります。
原作でベジータが言っていた部分ですね。
ヤードラット星人たちの能力があればギニュー特戦隊なんて簡単に翻弄できそうですよね。

引用元 DragonBall 集英社

そして長老ピバラが登場！
顔がカピバラに似ているので名前の由来はカピバラから取っていると思われます。

引用元 Vジャンプ ドラゴンボール超 集英社

ベジータの目的はモロを倒すための術の習得です。
教えてもらう立場のくせに「教えろ」というベジータの性格は相変わらずですね

しかし、具体的な術があるわけではなくスピリットのコントロールを学ぶうちに身に付くという事ですね。

言い換えれば気のコントロールですが、昔からやっている戦闘力の変化が気のコントロールの1つです。
今回は更に深い事を学ぶという事でしょうね。

久しぶりにピッコロが大活躍しました。
魔貫光殺法すら使わずにマカレニ兄弟を撃破！

引用元 Vジャンプ ドラゴンボール超 集英社

マカレニ兄弟に騙されてしまったピッコロ。
ピッコロはかなり耳が良いはずなのでマカレニ兄弟のヒソヒソ話は聞こえているはずなんですけどね。
意識を集中してなかったので聞き逃したという感じですかね。

今後はクリリンや天津飯も登場しそうな感じです。
人造人間17号と18号の登場もありそうですね。

そしてメルスの謎が深まるばかりです。
身勝手の極意を極めているわけではなさそうですが、悟空よりも「身勝手の極意」に近い位置にいる感じです。
ノーマル状態の悟空を余裕で追い詰める強さです。

引用元 Vジャンプ ドラゴンボール超 集英社

「身勝手の極意」は怒りで覚醒するスーパーサイヤ人とは逆で怒りなどの感情を自制して発動するという間逆の覚醒です。

結局のところ身勝手の極意を極めてもモロのエネルギー吸収にどう打ち勝つのかは見えてきません。
ベジータが新たな術でモロの魔力を封じて悟空が撃破するという流れになるのかもしれませんね。

メルスはまだ悟空に言えない事があるようです。
正体がとても気になります。
ただの銀河パトロールのエリート隊員ではないでしょう。

肌の色が天使と同じです。
ウイス達同様に大神官の子供なのでしょうか？
それとも天使の誰かの子供なのかもしれません。
「精神と時の部屋」に案内できたりしますし、神か神に近い位置の人物の可能性が高そうですよね。

あと、今回のVジャンプを読んで感じた事は作画は基本的に上手なのですが、悟空の体のバランスや表紙のベジータの左肩などのバランスが少々おかしいのがとても気になりました。
とよたろう先生もかなりお疲れで気付かないのか修正する余裕すらないのかもしれませんね。

引用元 Vジャンプ ドラゴンボール超 集英社

引用元 Vジャンプ ドラゴンボール超 集英社

【前回の話】
ドラゴンボール超【漫画版】第51話 あらすじと感想！メルスVS悟空 モブキャラが活躍

【次回の話】
ドラゴンボール超【漫画版】第53話 あらすじと感想！囚人セブンスリーVSピッコロ

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