ドラゴンボール超の漫画版77話 バーダックやグラノラの母親、シリアル星の過去が明らかに!

ドラゴンボール超の第77話が発売されています。
Vジャンプ12月号に掲載。
タイトルは「悟空の父 バーダック」となっていますね。
発売日は10月21日です。

簡単にあらすじを書いてみました。
そして気になった部分の解説や考察、感想を述べてみました。

【今回の話はVジャンプ2021年12月号に収録されています。】

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第77話の簡易的なあらすじ

モナイトの回想からスタート!
40年前のシリアル星。
大猿のサイヤ人とフリーザ軍が暴れて壊滅状態。
バーダックが教会に逃げ込むグラノラを発見。
大猿の恐怖に気を失うグラノラ。

シリアル人のフレイクが月を破壊!
人型に戻ったサイヤ人達。

バーダックがグラノラと我が子を抱きかかえる母親ミューズリを発見。
その姿に妻のギネと生まれたばかりのカカロットを思い出し、気まぐれで助ける。
スカウターで検知したモナイトの元に向かいます。

モナイトの家で世話になるグラノラ親子。

場面は現代。
バーダックが悟空の父という事を教えるベジータ。
これには驚愕するグラノラ。
殺そうとしていた相手の父親に助けられたからです。

そして悟空は今更、父親の事を聞かされてもピンと来ないと困惑気味。

グラノラが自分の母親はなぜ生き残っていないんだとモナイトに問い詰めます。

再びモナイトの回想シーン。
モナイトの家のそばにはヒータ軍がいました。

こっそり様子を伺うバーダックやモナイト。
フリーザを裏切って宇宙一になる事を企んでいる様子。

その時に目覚めたグラノラが騒いだせいでヒータ軍に見つかる。
モナイトが術を使ってグラノラを眠らせるけれども時は既に遅し。

怪しんだヒータ軍がこっちに向かってきます。
グラノラたちを助けるために、バーダックはモナイトからローブを借りてフリーザ軍のフリをする。
なんとか切り抜けようと考えるバーダック。

しかし、躊躇のないエレクによってミューズリは心臓を撃ち抜かれて即死。
気絶してたグラノラは見てません。

バーダックは不意打ちでエネルギー弾を放ちヒータ軍を攻撃するけどガスに簡単に阻止される。
爆風に紛れて隠れるバーダックたち。

自分はいったい何をやっているんだと自身を問い詰めているバーダック。

ガスは逃げた3人の抹殺を決意。
ガスに任せてエレクたちはフリーザを出迎えに行ったのでした。

場面は現代。
ガスはこの時の事を思い出している。
どうやら醜態をさらしたようで、現在も復讐に燃えている。
ガスは強くなったけれども念のためにエレクはドラゴンボールを集めているとの事。

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個人的な感想と考察

惑星シリアル星で起きた事実とバーダックの過去が明らかになりましたね。
グラノラの母親の名前がミューズリという事が判明。
名前の由来はミュージュリーですね。
グラノラと同じく「シリアル食品」の1つです。

そしてなぜ生き残っていないのかも判明しました。
気になった部分を解説してみます。




攻めてきたサイヤ人達は誰?

まずは攻めてきたサイヤ人。
5人と思ったら6人でしたね。
ネームを見た時に5人と思ってアニメスペシャルで登場したバーダック軍団かなと期待してました。
でも違いました。

実際は、こんな奴らが乗り込んできていました。
この若かりし日のナッパのような人物と額を傷つけられたリークは映画「ブロリー」にも登場しています。
名前はタロとリークですね。

引用元 Vジャンプ ドラゴンボール超 集英社


引用元 Vジャンプ ドラゴンボール超 集英社


引用元 映画ブロリー特典パンフレット 集英社

フリーザ軍の兵士の赤鬼も登場。
これはアニメスペシャルで登場していました。
バーダックに翻弄されて同士討ちばかりさせられていた印象に残っている戦士ですよね。




映画で登場したバーダック?

月が破壊されて人型に戻ったバーダック。
映画「ブロリー」に登場したバーダックでアニメスペシャルに登場したバーダックとは違います。

このバーダックは非情なサイヤ人らしくはなく、妻思いで子供思いの優しいバーダックです。
この表情は何を思っているのか?

引用元 Vジャンプ ドラゴンボール超 集英社

愛する妻のギネと生まれたばかりのカカロットの事を思い出して重ねるバーダック。
幼いラディッツもいて虫と楽しそうに遊んでいますね。

引用元 Vジャンプ ドラゴンボール超 集英社

情が沸いてグラノラとミューズリを見逃すどころか助けようとさえしてしまいますね。
「俺はいったい何をしているんだ。」と嘆いてましたが、まさにその通り。
優しいギネの影響なのか気持ちが揺れ動いています。




悟空が自分の父親を知る

ついに悟空が自分の父親の事を知りました。
ベジータにバーダックは貴様の父親だと言われます。
ベジータはラディッツ繋がりでバーダックの事を知っていたと言う事でしょうか?

引用元 Vジャンプ ドラゴンボール超 集英社

悟空は今更、父親のことを言われてもピンと来ないと言ってますが、仕方ないですね。
血の繋がりよりも、育ての親の孫悟飯の印象や影響の方が強いでしょう。

悟空が甘いのは父親譲りだとベジータが言ってました。
ただ、それは違いますね。
悟空も元々は狂暴なサイヤ人。
赤ん坊の頃に頭を強打して性格が変わり、良い子になりました。

これは原作でも亀仙人が言っていますね。
ただ、この設定もドラゴンボール超では無かったことになっている可能性もあり得ます。
原作ではフリーザの回想で冷徹でサイヤ人らしいアニメスペシャルのバーダックが登場していますが無かった事になってる感じです。
今回の善人っぽい映画版バーダックが本来のバーダックのような描き方ですからね。

引用元 Vジャンプ ドラゴンボール超 集英社

このバーダックは頭を強打してるわけでもないのに温和になっている感じです。
まるで地球で長い事暮らしたベジータのようになってますね。

ナメック人の特殊能力を目の当たりにしたバーダック。
傷を癒す回復や相手を眠らせる能力。
更には戦闘力のコントロールが出来ると言う事実。

地球に来たベジータが「魔法使いのような事が出来る奴もいると聞いた事がある」と言っています。
これはバーダックによって広められたのかもしれません。

引用元 DRAGONBALL 単行本 集英社

ヒータ軍の仕事はバーダックも把握している様子。
フリーザを裏切ろうとしている事は初耳だったようですね。
バーダックもフリーザを呼び捨てにしてる事からも快くは思ってないです。
この後くらいにフリーザの裏切りを知り、たった1人で立ち向かう事になるでしょう。




グラノラの本当の仇は近くにいた!

グラノラの母親のミューズリがエレクによって射殺された事が判明!
グラノラもこの事実をモナイトから聞かされました。
ただ、まだグラノラの反応については描かれていないので次回でしょうか?

今まで仕事のパートナーとして一緒に仕事をしていたヒータ軍のエレクが母親のカタキ。
そしてシリアル星を滅ぼした黒幕がヒータ軍。

引用元 Vジャンプ ドラゴンボール超 集英社

この衝撃的な事実を知ったグラノラの行動は?
母のカタキ、シリアル星のカタキ、裏切りに怒り爆発で再び違う形態に進化しそうな勢いで感情を爆発させるでしょう。

そして、悟空たちとは和解とまでは、まだいかないと思います。
気持ちの整理もありますからね。

バーダックには助けられましたが、他のシリアル人を殺したのはサイヤ人という事実は残っています。
ただ、悟空やベジータと敵対する事はなさそうです。

共闘もすることなく、1人でヒータ軍に乗り込む感じになるのではないでしょうか?
悟空やベジータは放っては置けないという事でフォローに向かう感じで進行しそうですよね。




バーダックVSヒータ軍

ローブをまとってドラゴンボールヒーローズの黒衣の戦士のようになったバーダック。
黒衣の戦士の正体もバーダックですからね。
ファンサービスのようですね。

バーダックの不意打ちの攻撃もあっさりバリアで回避するガス。
この頃からガスはヒータ軍最強だったのでしょうか?

引用元 Vジャンプ ドラゴンボール超 集英社

エレクたちはフリーザを出迎えにいったのでガスとバーダックの戦いになりそうです。
ガスは、この頃の事を醜態をさらしたと言っています。
現在のガスは「俺は強くなったんだ。」とも言ってます。

引用元 Vジャンプ ドラゴンボール超 集英社

ガスはバーダックと戦って負けるのでしょうか?
不意打ち攻撃を簡単に弾いていてバーダックより強そうでしたけど。

バーダックはサイヤ人の下級戦士の中でも最強なくらい強いです。
アニメスペシャルでは戦闘力が1万近くでしたね。

ガスは負けそうになり苦戦しているところにフリーザが到着してしまい戦いは中断。
もしくは、バーダックの策略や手助けに入ったモナイトの特殊能力に翻弄されて不利になるのかも?
ガスには納得できない形で戦闘を終える事になったのかもしれませんね。

今はヒータ軍で最強のガス。
それでもエレクは念のためにドラゴンボールを集めていると言っています。
やっぱり叶えたい願いはガスを宇宙一の戦士にするという事が濃厚のようですね。

【前回の話】
ドラゴンボール超の漫画版76話 ベジータVSグラノラに決着?バーダックの過去が明かされる!

【次回の話】
ドラゴンボール超の漫画版78話 ヒータ軍が叶えた願いは?ガスがグラノラや悟空と戦う!

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コメント

  1. 匿名 より:

    何が切ないって悟空とバーダックの人生が完全に分断してしまっていること。
    悟空にとって育ての親はあくまで孫悟飯でバーダックではないから、実の父の話を聞いたところ「だから何?」という感じなのかなと。
    ドラゴンボールって基本的に親子の絆は希薄だなと再確認。

  2. 匿名 より:

    グラノラは仲間になった途端かませに追いやられそう

  3. 匿名 より:

    もうこれエレク編だろ

  4. 匿名 より:

    >この設定もドラゴンボール超では無かったことになっている可能性もあり得ます。
    >原作ではフリーザの回想で冷徹でサイヤ人らしいアニメスペシャルのバーダックが登場していますが無かった事になってる感じです。
    これがドラゴンボールとドラゴンボール超の違いか(ドラゴンボール43〜ではなく超)

  5. 匿名 より:

    後付けにしてもエピソードオブバーダックの事を考えれば、元々は温厚な性格だったとして問題はないと思うけどな。
    フリーザが超サイヤ人の事を知っていたのは、その過去編ありきの話で原作準拠だし。
    そもそも、戦闘時や侵略時には凶暴になっているだけとすれば不自然な点は全くない。
    (超)サイヤ人の特性的にも、戦闘時に興奮すればそうなってはおかしくはない。
    悟空の幼少期についても、理性が芽生える前のサイヤ人としての凶暴さってだけであって、別に人格そのものが凶暴だったとは限らない。
    勿論、今の悟空の優しさが全て父親譲りって話になると、その理由が全てではないから違和感があるけどね。

    結局は解釈次第でしょ。
    超は紛い物みたいな前提で、偏見を持って見ているからそんな見方になるんだろうね。

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